内覧会には何を持って行ったらいいの?
マンション等の不動産を購入した際、引き渡し前に必ず内覧会(竣工検査)が行なわれます。
内覧会とは、契約した物件が、その契約内容通りにできているかどうか、引渡し前に不具合がないかどう かをチェックする重要なイベントです。 この内覧会によって不具合が発見された場合は、販売者、施工者の責任のもと手直しされて再度内覧会を行い、問題が無ければ引渡入居となります。
この内覧会で細部を確認する場合、内覧会同行業者にお願いする方法と検査測定機を購入してご自身で細部をチェックする方法があります。

内覧会同行業者に依頼する場合
基本的に一級建築士またはマンション管理士が同行して1回当たり5万前後が相場です。 同行して頂ける方は一級建築士、建築構造士、コンクリート技士と様々なタイトルを有しております。
測定機器を購入してご自身で行う場合
計測機材販売店舗をのぞくと色々な計測機材が販売されています。高額な計測機材は測定機材1ヶでも4万円前後するケースも存在します。
内覧会用に機材を購入しても、入居後に一般的に使用する測定機材はコンベックス(メジャー)位でしょうか?
そして購入した機器を使って一つ一つの設備の動作確認を行ったり、建具などがまっすぐ付いているかをチェックシートをもとに確認し、更に床やクロスに傷や汚れがないかをチェックしていきます。毎日行っているプロが行ってもおおよそ1~2時間程度かかります。
検査と同時進行で室内の設備の使い方の説明もあるので、小さなお子さんがいるご家庭の場合は落ち着いて説明を聞きながら検査をすることが出来ないと思うので、ご両親などにお願いをして面倒を見ていただくか、預けてくることをおすすめします。